レベルアップ講習Ⅲ 行事レポート
激しく戦った技術選や、滑りを魅せた指導員・準指導員検定も終わり、次第に春の訪れを感じられる今日この頃。
やってきました☆「レベルアップ講習Ⅲ」inほおのき平・3月17日18日
自身のさらなるレベルアップを目指すべく参加いたしました!
そんな気合いとは裏腹に初日の天気は雨。
雨の中の講習会でしたが、みんなの学びたい気持ちは強く、講師の滑りを見つめる真剣な眼差し、飛び交う意見、時に雑談があり、和やかな雰囲気も忘れない楽しい講習でした。
私たちの班のキーワードは「ニュートラルポジション」です。
推進や制動をおこなうにしても必ず出てくるニュートラルポジションは、いかにこの部分を大切にするかで滑りは大きく変わってくると思いました。
ポイントはニュートラルになっていることをしっかりと感じてから谷回りを始めることです。
教わったことを頭に入れつつ滑りましたが、早く谷回りに持っていきたいと思うあまり、頭だけが内側に倒れたり、外足で押し出したり、内側に残ったままでニュートラルがなくなり、谷回りがなくなってしまったりとやはりスキーはとても難しいです。
夜には懇親会があり、お酒を飲みながら畳の上で股関節をこう曲げる、重心はここへもってくるなど、そこでもスキーの話題で盛り上がりました。みんなの楽しそうな笑顔と話を聞いているとやっぱりスキーが好きなのだなと改めて思います。そんなみんなを見ているのが私は好きです。
二日目は微妙な天気でしたが、みんなの思いが届いたのか雨にはならず、天気は持ちこたえてくれました。
今日のキーワードは「ストック」です。
ストックは滑りには関係ないように思われることもありますが、私にとってはスピードや斜面が怖くないようにと持っていられるもので、ストックがないと滑れないくらいとても重要な道具です。
しかしそんな重要なストックの使い方を間違えている私。ストックをついてしまうし、タイミングもずれてしまっています。ついてしまうことで上体は起こされてしまい谷側に行くことができません。フォールラインあたりから次の谷側のストックを引きずるようにと教えていただきました。
すぐに直すことは出来ませんでしたが、これからも気にして滑って直していきたいと思います。
講習が終わると1級とテクニカルの検定がありました。
バーンコンディションはあまり良いとは言い難い中、合格された皆様おめでとうございます!!
前走のお2人もとてもステキな滑りでした。次回もきっと魅せてくれることを心より期待しております。
昔は自分がどういう動きをしているのか、何を言われ、これをするとどうなるのか分からなかったですが、自分がどう滑っているのか、どこに重心を置いたのか、なんとなく分かるように、考えるようになった自分がいて驚きました。本当になんとなく、ですが…。
私はコブが全く滑ることが出来ないので、いつかコブを滑られるようになりたいです。そしていつかみんなと同じ斜面が滑れるように頑張ります(*^∀^*)
これからもよろしくお願いします♪
加藤綾子